そろそろ七五三の準備しないといけないね
もう準備出来てるわよ
レンタルの予約も出来てるし
じゃあ準備万端だね
でもなにか味気ないのよね
全部レンタルって
じゃあ何か手作りしてみたらどう?
そうね、つまみ細工で髪飾りでも作ってみようかな
1.つまみ細工とは
つまみ細工は、薄い小さな正方形のちりめん(生地)をつまんで折りたたみ、のり付けをして様々な種類のお花や動物などを形作る和装アクセサリーの技法で、その華やかさから江戸時代には着物の切れ端などを利用して簪(かんざし)などを作り町娘達が好んで付けたとされています。
現代では、結婚式の和装髪飾りや七五三、初詣の和装によく合わせて使われます。
「ちりめん」
ちりめんとは、絹で平織りされた織物の事をいいます。真っ直ぐな縦糸と左右に撚った横糸を交互に使用した織物です。その為、生地の表面がぼこぼこしたものになります。
本来絹で織られていて高級なのですが、和物のお土産物で安価なものや、最近便利な100円均一などで手に入るものは、ポリエステルやレーヨンで作られています。
【出典:株式会社トマト】
2. 準備するもの
今回は、簡単でかわいい花簪(かんざし)の制作を行います。
・ちりめん(4色)
・パールビーズ(大・小)
・ゴールドビーズ
・レース糸
・Uピン
・厚紙(お菓子の空き箱など)
・巻紙針金
・木工ボンド
・洗濯バサミ
・ピンセット
3.作業工程(花簪の作り方)
花びらは比較的初心者にも簡単にできる「丸つまみ」という手法で制作していきます。丸つまみは、花びらの先端が丸くなるため、可愛らしいイメージになります。
①ちりめんを裁断する
ちりめんを2.5㎝の正方形に裁断します。ちりめんはたくさん準備するので正方形の台紙を作ってそれに沿って切断すると便利です。
②ちりめんの接着
正方形に裁断したちりめんの縁に爪楊枝を使いボンドを付けます。
ピンセットを使い半分にちりめんを折り、指で20秒ほど圧着します。
③ちりめんの折り込み接着
三角形のちりめんをさらに半分にします。
角の両面にボンドを付けて折り曲げ指で20秒ほど圧着したのち洗濯ばさみで固定し、5分ほど圧着固定させます。
Bにのりを付け、AとBを張り付けます。
反対側Dにのりを付けてCとDを張り付けます。
のりを付けた部分を洗濯バサミで固定して花びら1枚完成
これで花びら1枚が完成しました。
一つの花に花びらが6枚必要になります。
今回は4種類の花を作りますにで、
・赤系の花×2個×6枚=12枚
・ピンク系の花×1個×6枚=6枚
・白系の花×2個×6枚=12枚
・紫系の花×2個×6枚=12枚
計42枚の花びらを同じ工程で作ります。
①土台を作る
厚紙に直径2㎝の円か書き、ハサミでカットします。
この土台を計14個作ります。
②土台を装飾する
台紙より5ミリほど大きくちりめんをカットし、台紙にボンドで張り付けます。
裏面にボンドを付け、ちりめんを内側に張り付けていきます。
③茎の取付け
紙巻き(グリーン)針金を約20㎝にカットし、7本準備します。
ちりめんを張り付けた土台の中心に千枚通しで穴を開けます。
針金を通し円状に曲げ、ボンドを付けてもう1枚の土台で挟み洗濯バサミで固定します。
乾燥させたら土台の完成です。
①土台に花びらを付ける
花びらの底部分にボンドを少し多めに付けて、土台に付けていきます。6枚の花びらを付けたあとバランスを見ながら花びらの位置を調整します。
②花の装飾
花の中心にボンドを付け「おしべ」や「めしべ」をイメージしたパールビーズを張り付けます。
乾燥させれば花の完成です。
①垂れ飾りを作る
レース糸を20㎝にカットし、パールビーズやゴールドビーズを通して垂れ飾りを作ります。垂れ飾りの長さは約10㎝くらいにします。
乾燥したらそのちりめんの上に花びらちりめんとビーズで装飾していきます。
4.完成
髪のボリュームが少ない娘(5歳)の頭に合う大きさで作りましたが年齢や飾りのボリュームに合わせて花の数を増やせばよいと思います。
5.制作費用
・ちりめん(柄)
@100円×2色=200円
・ちりめん(ピンク白セット)
@100円×1セット=100円
・パールビーズ(小)
@100円×1袋=100円
・パールビーズ(大)
@100円×1袋=100円
・ゴールドビーズ
@7円×4個=28円
・紙巻き針金
@10円×10本=100円
・レース糸
@30円×1m=30円
・Uピン
@5円×1本=5円
・厚紙 お菓子箱の再利用 0円
・木工ボンド 100円×1個=100円
合計 763円
可愛くできたわね!
凄いよ!コスパ最高だし、きっと娘も喜ぶね!
あーそうだ!
レンタルの着物代少し高かったから今月のお小遣い減額でお願いね!
そ…そんな………
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