オススメ!ペレットストーブの魅力に迫る!

DIYアイテム
moca

パパ、そろそろ寒くなってきたね

mocaパパ

そうだな、ペレットストーブの時期だなぁ

moca

ペレットストーブかぁ~

焼き芋食べたいね💛

mocaパパ

ストーブの上で焼くスルメとお酒も💛

moca

ほんと設置して良かったわね!

そうだ!ペレットストーブについて紹介してみようかしら

mocaパパ

良い考えだね!メンテナンスは僕に任せて!

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1 ペレットストーブの導入

我が家はオール電化住宅で暖房機器もセントラルヒーティング(電気温水暖房)を採用していました。厳寒期(12月~2月)は外気がマイナスの日が続き、室内室温を22度くらいになるように設定して使用していましたが、近年の電気料金の値上げ等の影響により暖房の電気料金が月約7万円になり家計は火を噴きました。

なにか対策をしなければと思い、当初は石油ストーブを導入する予定でしたが、オシャレ感や暖かみが感じられず薪ストーブも検討しましたが設置コストが高く、薪の保管場所等も難しいため断念しました。

そんな時、ある雑誌でペレットストーブの事を知り、薪ストーブのように暖かみがあり設置や燃料コストも安く、エコで環境にやさしいストーブがあることを発見し、これだ!と思いペレットストーブを設置することにしました。

(出典:・PALAZZETTI)

 

【ペレット導入理由】
①電気料金を安くしたい
②薪ストーブのようなオシャレな暖房がいい
③とにかく暖かい

2 ペレットストーブとは

ペレットストーブは、木材を粉砕し圧縮形成した木質ペレットを燃料としたストーブで主に欧米の寒い地域で普及されてきました。ペレットストーブの最大の特徴はエコで環境し優しく、木質ペレットを燃焼することで遠赤外線の輻射熱によって身体の表面だけではなく芯から暖めてくれることです。
また、不規則な炎の動きを見ていると「ゆらぎ」効果により心地よくリラックスできる癒し空間を作り上げてくれます。

(出典:さいかい産業)

【ペレットストーブのメリット】
・薪ストーブに比べ設置が簡単
・遠赤外線効果で暖かい
・ランニングコストが安い
・炎のゆらぎで癒される

【ペレットストーブのデメリット】
・毎日灰の清掃をしなければならない
・ペレットを保管する場所が必要

3 ペレットストーブの燃料

3-1 ペレット燃料の特徴

(1)エコロジー燃料
ペレットは間伐材や製材工場から出るおがくず、端材等を再利用し、乾燥させ細粉したものを圧縮形成した木質燃料で、乾燥させる事により含水量が少なく発熱量が大きい着火性に優れた燃料です。

(2)クリーンエネルギー
ペレットの原料の樹木は、石油、天然ガスなどの化石燃料と違い、樹木が成長する過程で二酸化炭素を吸収し、燃焼時に発生した二酸化炭素は、また樹木に吸収されます。
ペレットは、この循環サイクル(カーボンニュートラル)により大気中に二酸化炭素を増加させず環境にやさしいエネルギーです。

(出典:中部電力)

(3)煙が少ない
ペレットは含水率が約10%以下なので燃焼性が良く薪ストーブに比べて圧倒的に煙が少ないです。

3-2 ペレットの種類

ペレット燃料は、主に3種類に分類されます。


(出典:サンポット株式会社)

・ホワイトペレット
ホワイトペレットとは、樹皮を含まない木部分だけを原料としたペレットで燃焼温度が高く、灰の残りが少ないのが特徴。価格は一番高い。

・全木(混合)ペレット
全木(混合)ペレットとは、樹皮付き丸太や樹皮と木部を混合した原料で燃焼温度はホワイトペレットとバークペレットの中間くらいで灰の量はホワイトペレットより若干多い。

・バークペレット
バークペレットとは、樹皮を主体とした原料で燃焼温度は3種類の中で一番低く、灰の量は一番多いためバークペレットを推奨しているペレットストーブは少ない。

注意:燃焼機器によっては、使用できる木質ペレットの種類が限られている場合があります。

4 使用レビュー・オススメポイント!

我が家のペレットストーブは導入から4年が経ちました。ペレットストーブの導入ポイントからコストやメンテナンスなどについて紹介します。

4-1 メーカー選び

(1)海外メーカー
海外メーカーのペレットストーブは、欧米で作られているものが多く、ペレットストーブの歴史も長いです。価格は日本製のものよりも高く、イタリアメーカーなどはデザイン性が良く、インテリアとしても人気があります。

★海外製ペレットストーブの特徴
・製品がオシャレで種類が豊富
・歴史が長く、安全性が高い
・価格帯が高い
・メンテナンスに時間がかかる

 

【主な海外メーカー】
PALAZZETTI(パラゼッティ) イタリア

(出典:PALAZZETTI)

RINCAR(リンカル) イタリア

(出典:リンカルジャパン)

・OLSBERG(オルスバーグ) ドイツ

(出典:オルスバーグジャパン)

(2)国内メーカー
国内メーカーのペレットストーブは、耐震自動消火装置が付いた製品が多いです。(日本は地震が多く発生するため)
メンテナンスも部品調達が容易でトラブルにすぐに対応できます。また、ペレットも全木ペレットが使用できる機種が多く、燃料コストを下げることができます。

★国内製ペレットストーブの特徴
・耐震安全装置が付いている
・使用できるペレットの種類が多い
・本体が比較的安価
・アフターケアが良い
・機種のラインナップが少ない
・知名度がない

 

【主な国内メーカー】

株式会社さいかい産業

(出典:株式会社さいかい産業)

株式会社山本製作所

(出典:株式会社山本製作所)

豊実精工株式会社

(出典:豊実精工株式会社)

 

(3)我が家が設置したメーカー
我が家は、株式会社さいかい産業のRS-4という機種を導入しました。さいかい産業は日本でも多くの導入実績がある企業で木質ペレットストーブを普及推進している会社です。
RS-4は、鋳物製で全面に大きな耐熱ガラス窓があり、炎を楽しむことができます。また、FF式ストーブであるため、煙突の施工が非常に簡単です。

(出典:株式会社さいかい産業)

【導入ポイント】
・輻射タイプで天板調理もできる
・鋳物製でかっこいい
・海外製に比べ価格が安い
・FF式で設置工事が簡単
・シンプル構造のため故障が少ない
・サポートがしっかりしている

4-2 4年間の使用レビュー

(1)室温
とにかく暖かい!約30坪の吹抜け住宅の暖房をRS-4だけで補っており外気温がマイナス20度でも各部屋は22度を下回ることがありません。(真冬でも半袖です!)

(2)経費(燃料コスト)
1日(24時間)に使うペレットの量は厳寒期(12月~2月)で最大15kgです。ペレットは10kg500円の全木(混合)ペレットを使用しています。

1日のペレット代金 750円×30日=月22,500円(最大)

(3)煙の量
設置するにあたり気になったのは煙です。薪ストーブを設置している友人から近所から煙が臭いと苦情が入ったと聞いていました。ペレットストーブも心配していましたが、まったく問題ありませんでした。
着火してすぐは少し煙と臭いがありますが、燃焼してしまえばほとんど煙も臭いもありません。


(着火して30分経過した写真 煙は見えません。)

(4)灰の量
灰の量は15kg燃焼させて、握りこぶし1個分程度です。薪ストーブに比べてはるかに少ないですね。

(5)楽しみ
炎が揺らいでいるのを見るととても癒されます。輻射式なので天板で煮込み料理や焼き芋などを楽しんでいます。

(6)カスタマイズ
RS-4の残念なところは、遮熱板(ステンレス製)の色です。全体が鋳物の黒で主張しているのに、サイドの遮熱板のシルバーが目立つことです。
いつも気になっていたので、遮熱板を外し、塗装屋さんに耐熱塗装をしてもらいました。塗装費は1万円弱でした。こっちの方かカッコイイでしょ!

設置店舗経由でメーカーさんに教えてあげたら、黒の遮熱板がオプションで販売されました(笑)
RS-4用遮熱板 ハンマートーン塗装(黒) 
価格:10,000円(令和元年12月現在)


(出典:株式会社さいかい産業)

煙突の排気トップもシルバーなので、自分で耐熱塗装してみました。統一感で出て良かった!

(7)防護柵
RS-4は、輻射式ストーブなので、前面と天板がすごく熱くなります。子供のいるご家庭は、必ず防護柵を付けた方がよいです。

(8)デメリット
困ったことは、ペレットの保管です。月約500㎏(50袋)を使用しますので、ペレットを保管する場所が必要です。冬期間は、玄関とパパの部屋(笑)に置いています。

 

5 メンテナンス

(1)日常のメンテナンス

・燃焼ポットの灰処理

燃焼ポットの中や周りには灰が溜まります。新聞紙を敷いてブラシなどで灰を取り除きます。集塵機があればそのまま掃除できますので大変便利です。

・窓ガラスの清掃
窓ガラスには舞い上がった灰が付きます。せっかく炎のゆらぎを楽しみにしているのに炎が見えなかったらがっがりですよね。窓ガラスも毎日清掃しましょう。
我が家のオススメは、100均で販売しているアルカリイオン水を吹きかけてティッシュで拭き取ります。すぐに灰が落ちてキレイになります。

・灰受け清掃(3日から7日に1回)
一番下に設置されている灰の受け皿は、ある程度灰が溜まったら捨てますが、手間ではないので、燃焼ポットを清掃したついでに捨てています。



(2)毎月のメンテナンス

・燃料タンク内の清掃

ペレットを入れている燃料タンク内は、ペレットの粉が少しづつ溜まり、燃焼ポットに送り出されるのが遅くなったり出なくなったりします。月1回程度タンク内の粉を吸い取り清掃します。

・空気取り入れ口の清掃
両サイドに温風の空気取入れ口があります。頻繁にほこりが詰まることはありませんが、定期的にほこりを取り除きます。

・排気経路の清掃
排気経路には、メンテナンス用のシャッターが付いています。シャッターを開いて中の灰を吸い取ります。




(3)シーズン初めのメンテナンス
シーズン初めには必ず煙突清掃を行います。業者にお願いすると2万円くらい取られるので自分でやります。コツをつかめば難しくありません。

使用するもの
・排気管清掃ブラシ
・排気管清掃棒
・集塵機
・新聞紙
・ビニール袋
・養生テープ
・耐熱塗料

【屋外側の煙突清掃】

①シルバーの排気トップをネジって外します。



②排気筒内にブラシを入れピストンしながら奥に進みます。排気筒から煤が出ますので、集塵機で吸いながら動かします。



③排気トップを付けて屋外側は終了

【室内側の煙突清掃】

①新聞紙を敷いて本体の裏にある排気筒の底に付いている蓋を回して外します。

②屋外の作業同様、排気筒内にブラシを入れピストンしながら奥に進みます。排気筒から煤が出ますので、集塵機で吸いながら動かします。



③蓋をして、作業終了

【耐熱塗装】

本体の扉を開けると燃焼ポットと灰受けがあります。塗装が剥げて錆が見られますので、再塗装します。



①金ブラシ等で錆を落としキレイに洗います。乾燥させたら新聞紙を上に乗せ、耐熱塗料スプレーを吹きかけます。



②乾燥させたら、本体に戻します。
今回使用したスプレーは、アサヒペン耐熱塗料(黒)です。耐熱温度は600度ありますが、燃焼ポットは高熱になりますので、シーズンに1回は再塗装しています。

6 購入補助金制度

環境にやさしいペレットストーブは本体導入補助金やペレットの購入費用の一部を助成してくれる自治体もあるようです。
さいかい産業のホームページで確認することができます。

すでに終了している場合もありますので、直接自治体にお問い合わせてみてください。

 

 

 

moca

パパ、ストーブの清掃終わった~?

mocaパパ

なんとか終わったよ

moca

じゃ、試運転と行きますか!
サツマイモ買ってきたよ~♬
焼き芋~♪~芋♬

mocaパパ

歌ってるし(-_-;)
mocaは食べることばかりだな……

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